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Vue6のスペクトラル大気をいじって見た4(Godrayその2)

前回で終わりにするつもりのスペクトラル大気の設定、もう少しだけ追加です。
前回の検証で、

○最低品質より4倍程度時間の掛かる設定あたりがザラつかない
  品質の最低ライン。
○大気設定は最低に抑え、レンダリング品質を上げて行った方が
  制作画像全体のバランスが良い


と、まとめたが、最低品質より4倍程度の時間が掛かるのは、やっぱり時間がかかり過ぎる気がするので、もう少し設定を色々弄っていました。

■結果
1.2次元(単体画像)のみで画質を上げていくと、どうしても最低品質より
  4倍程度時間の掛かるレンダリング設定は必要だった。
2.時間軸方向にサンプリング数を上げていく(フレームレートを上げる)事
  で、多少レンダリング時間が短縮できた。


という感じになりました。
ちなみに、フレームレートは、最終目的のより3倍は高くしないとキレイになりませんでした。30FPSの動画を作ろうとした場合、90FPSになります(汗
しかし、レンダリング設定は最低条件でも大丈夫っぽいので、下手にウルトラ設定やスペリオル設定に手を出すより早いし確実ではないかと思います。


■以下検証結果

▼まずは前回、一番納得した動画
  クオリティ-ブースト-4.0
  レンダ設定:(D)4X4 (E)80%
  Distance Burring、OFF

レンダ時間:1時間4分8秒
まぁ、これ位が理想ですよね。

▼今回作ったモノ。
  クオリティーブースト-4.0
  レンダ設定:アンチエイリアス無し
  Distance Burring、OFF
  フレームレートを30fps>90fpsに増加
  時間軸に思いっきりボカシを入れる

レンダ時間:48分45秒
レンダ時間、最低品質の3倍程度の時間まで高速化しました。
ギリギリ許容範囲だとは思うけど、やはりレンダリング時間を短縮する設定にした分、多少ザラ付きは増える(H264 Q=21では気にならない程度)。モーションブラー的要素が強くかかり過ぎてる気もしますが、個人的にはコレくらいはOK。

以下、使用Avisynthスクリプト

Avisource("動画ファイル.avi")
ConvertToYUY2
Convolution3D(0,0,0,255,255,10,0)
Convolution3D(0,0,0,255,255,10,0)
Convolution3D(0,0,0,255,255,10,0)
TemporalSoften(3,255,255)
return last

ハイ、ありえない位、時間軸にボカシ掛けてます(^_^;
でも、上記動画を見る限り、大丈夫ですよね?


■モーションブラーが効き過ぎじゃないか?アンチエイリアス掛けていない分、直線の表現が上手く出来ないんじゃないか?と云う心配があるので検証

▼植生から町並みオブジェクトに変更してレンダリング1
  クオリティーブースト-4.0
  レンダ設定:アンチエイリアス無し
  Distance Burring、OFF
  フレームレートを30fps>90fpsに増加

レンダ時間:37分24秒
街中オブジェにしたら、雲のザラつきが多少気になるレベルになりました。
恐らく動画のビットレートの配分が、雲に多く割り振られるようになった為だと思われます。ソース動画とほぼ同じザラつき加減。
少しでも絵が動いていれば、ジャギーはほぼ気になりません。
モーションブラーも効き過ぎという事は無いようです。

▼植生から町並みオブジェクトに変更してレンダリング2
  クオリティ-ブースト-4.0
  レンダ設定:(D)4X4 (E)80%
  Distance Burring、OFF
  Avisynthスクリプトは前回のエントリのもの使用。

レンダ時間:35分00秒
レンダ時間、50分前後になると予想したんですが、ほぼ一緒になっちゃいました(´Д`;)
レンダリングする対象によって、どちらが早い等々の結果は大きく変わるかもしれません。

画質は、やはり1枚の絵にしっかり時間を掛けた方がほんの少しキレイですが、横断歩道部分に発生しているリンギングを見ると、時間軸にサンプリング数を上げていくのも中々有効かもしれません。


■蛇足、及び今後の課題

上記の町並み動画に光のスジが入っていなかったので雲の形や太陽の位置等々少し調整。
アンチエイリアス無し、90fpsで制作。
ザラザラ感、ジャギー等々、やはり心配しなくて大丈夫っぽい。



地面に発生した影に注目。
ジャギーの発生した部分に殆ど動きがないと、この方法は意味は無い。
この方法は、ジャギーが発生している部分にある程度の動きが求められる。
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