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Vueで動画を作る基礎編4

いつまで続くんだと言うツッコミがそろそろ来そうですが、まだ続きます(^_^;
あと、今回新しくアップしたサンプル動画は 最後の一つを除いてQ値26です。
前回品質高すぎました。H264、まだ掴めてませんorz

まずは今回のサンプル

今までと同じモノですが、違うところが数箇所あります。
それは『地形の質感を全て「関数」から「テクスチャマップ」に置き換えた』事です。
上の画像では、手前の地形のみ2048X2048のテクスチャマップとバンプマップ、奥の3つの地形は1024X1024のテクスチャマップのみ(バンプなし)、と言う構成にしてあります。

結構面倒臭い作業が必要になりますが、レンダリング時間、品質、共に上昇が見込めます。
上記の動画サンプル:品質:ファイナル、ちらつき除去無効、7分08秒
(比較用:普通に品質ファイナルで作った動画サンプル17分29秒)
この程度のサンプルでさえ、画質も向上している上、レンダリング時間が一気に半分以下になった。リンギングノイズも、奥の地形3つに関しては殆ど発生していない。

質感設定に関数を使うのは、メモリの消費を最小限に抑えながら詳細に質感を描写する為なので、メモリを消費しない代わりに計算にえらく時間を食う。遠影に関数を使うのは殆ど無意味でなのある。

実際、メモリの許す範囲内ではテクスチャマップを作成し、質感に適用した方がレンダリングの高速化、品質の向上に大いに貢献してくれる。

今回の場合、作業の手順は以下である。

1.トップカメラに切り替え、

2.シーンビューを確認しながら目的の地形全体がレンダリング出来るようにカメラを移動。

3.レンダリング時、「選択オブジェクトのみ」を選んでおけば邪魔なオブジェクトはレンダリングされない。

4.↑レンダリング設定。大きな画像をレンダリングするので、設定は出来るだけ簡素に。影を一緒にレンダリングしても、その後の計画さえしっかりしていればレンダリング高速化の役に立つ。

5.バンプマップも作りたいときは、バンプの関数をコピー、その後初期化して、、、

6.カラー質感設定の関数に貼り付ければ良い。

で、選択カメラが『トップカメラ』のまま レンダリングを行い、出来上がった画像を(必要な部分だけトリミングして)テクスチャに使用するのだ。
ちなみに遠影には256X256~512X512、近影用には2048X2048程度は欲しい。
で、これを設定したい質感分繰り返す。高速化には地道な作業が当たり前なのだ(´Д`;)

テクスチャを貼り付けるのは更に面倒。地形オブジェクトにUV設定がされているワケでは無いので、シーンプレビューを見ながら地道にテクスチャの大きさ調整。と言っても上の「4.」でレンダリング設定で影を落とさない様にしていれば、大雑把に位置を合わせれば何も問題は無い。
ちなみにマッピング方法は「オブジェクト-標準」を選んでおくのが賢い。

で、適用したい全てのオブジェクトでこれを行い、レンダリングをするワケだ。
それなりに手間のかかる作業になるので、レンダリングにかかる時間、作業にかかる時間、どちらが余計に掛かりそうか十分計画を練らないと『トータルでは逆に時間が掛かってしまった』なんて事も起きるので注意(;´ω`)

(おまけ)
以下参考用に
1.遠影テクスチャを512X512にしてPhotoshopで0.5ガウスぼかしをかけ、近影テクスチャ及びバンプマップを4096X4096で作成したサンプル 品質:ファイナル 9分19秒
・レンダリング品質がファイナルながら、遠影の山々は完全にリンギングが発生して
 いない。遠影のマッピングはこの辺りがベストだろう。
・近影テクスチャサイズが大きすぎたのか、レンダリング時間は30%悪化。

2.(D)9X16(E)90%(F)OFF、『ちらつき除去』無効 33分38秒
・こちらも約半分の時間で終了した上、品質も申し分なくアップ。リンギング無しと言っても良いだろう

3.遠影テクスチャマップを影付きでレンダリングし、『影を落とす』『影を受ける』を無効にする

品質:ファイナル 6分08秒
・「他のオブジェクトの影の影響が無い部分」にはテクスチャに影まで焼きこむ事でさらに高速化できる。
・この方法は影の位置が固定されるので用途は限定されるかもしれない。が、知っておいて損は無い。

4.基礎編3で紹介したAvisynthを利用した方法
512X384-(D)2X2(E)10(F)OFF 『ちらつき除去』無効 18分46秒
・これもレンダリング時間が約半分になり、画質もアップ。ファイル容量もガクンと小さくなりネット向き。
・ちなみにAvisynthで使用したフィルタは「Convolution3D(0,0,0,255,255,2,0)」のみ
・H264は時間軸のぼかしが効き易いのか、予想以上に画質が落ちる。このサンプルのみQ値23

以上、レンダリングの高速化のヒント、参考にして頂ければ幸いです。

Category : Vue, レンダリング高速化
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